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Kawamoto Michio
自分についてどこまで分かっていますか?
川本紀雄写真 川本紀雄

的確なプレゼンが将来を創る

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私は大手電機メーカーに勤務し、人事、総務、経理などの管理系の職種に長年携わりましたが、子会社としてソフト会社をつくった経験もありますので、情報系の知識も豊富です。特に採用難の時期に会社を立ち上げたので、新卒、中途に限らず、採用には長年の経験があります。

キャリアコンサルタントとしてこれまで手がけた代表的な成功例は

商社勤務・経理担当の28歳の若手の人でしたが、キャリアチェンジをしてメーカー系に移りたいという希望でした。そこで本人と話し合い、新しい挑戦をするためのプレゼンをしてもらいました。自分の得意なこと、これから目指すものなど的確にポイントをおさえたプレゼンができるかどうかが決め手でした。自分のこれまでの経歴を棚卸し、見つめなおす。そのことについて的確なアドバイスができ、無事、メーカーへの転職が決まりました。これも面接側の経験が的確に伝えられたことによるものと考えています。

ポジティブシンキングができるか

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成功する人はポジティブな考え方ができる人です。後ろ向きにならないこと。これは私のモットーでもあります。
最近は、転職回数を気にする企業が多いのも事実で、転職者の転職回数はごまかせません。
そこで、前向きな話ができるかが鍵です。

明るく、そして、相手があることですから、柔軟性があること。自分を解り易く表現できることが大切です。

 

転職成功事例

グローバル会計監査法人系コンサルファームへ
S氏は、大学の電気工学科を卒業後、自動車関連企業の製造技術部門に就職。
この企業では、電気制御開発関連の研究部門と生産技術部門に、それぞれ4年間、計8年間従事しておられました。
この企業は、国内生産と海外生産とがほぼ半々程度のグローバル展開をしており、国内生産技術の海外生産工場への
移植も手掛けていた関係で「国際特許技術」への興味が強くなり、30歳を機に特許技術者への道に一度転職をされました。

そして、国際特許事務所で約4年間、 特許申請への道を経験されました。
私とお会いしたのは、あと半年すれば35歳になられる頃でした。
それは2度目の転職を考えておられる時で、S氏は迷っていました。

1.このまま特許の仕事で続けていくか。   2.いや、もっと違った環境で仕事をすべきか。

私の役割は、転職への方向づけに一つのヒントをお伝えすることでした。  
大きく人生を考えた時、35歳は、「もう迷わない仕事への取り組み方向を決める時期」です。
論語に曰く「40にして惑わず」ではありませんが、これからの5年間でしっかりとした仕事と
企業を選ぶことを相談しました。

はじめに、S氏の直前の経験領域である「特許技術の統括」求人で面接が成立しました。
面接官は「技術部長と人事課長」で、結果は、技術部長は不合格、人事課長は特許業務については不安があり、 こちらも不合格との判断でした。

しかし、技術に取り組む気持ちは面接官には十分に伝わっており、以前の経験領域である「生産技術」での再面接をお願いしたところ、
人事課長から「部門を変えて面接再設定」のお話をいただき、「生産技術部長と人事課長」の面接が2週間後に行われました。

2度目の面接に向かう時、次のような準備をコンサルタントとして提案させていただきました。

1.生産技術での過去の成果を十分にまとめて、「ポイント:自分の強み」を伝える。
2.今回の転職は長い将来への再スタートとして真剣に考えている、というモチベーションを伝える。
3.途中の「特許技術知識」(4年間)を如何にこれからの業務に活かすかを伝える。

この面接で見事、合格。一流企業へカンバック転職で、2週間後に入社の運びとなりました。

成功のポイント:一度目の面接の時に、迷って臨んだ気持ちが吹っ切れ、二度目の面接に活かすことができたこと。

  ―― 何か迷っている事があれば、人生の先輩のアドバイザーとしてお役に立ちます。お気軽にご相談下さい ――