企業のIT投資の大幅な抑制を受け、SIer(システムベンダー)各社のキャリア採用が縮小方向にあります。
PG、SE、PL、PM、コンサルなど各職種領域ごとに一定のアベレージをクリアーしていれば採用に至ったケースが
多くありましたが、採用規模の縮小と採用基準が軒並み高めに推移しています。
求人での要件を満たす上で、更に強みとなるポイントが無いと採用に至らなくなってきていますのが現状です。
特に一昨年から昨年まで活発に推移した若年SEからコンサルへなどのステップアップ型
の転職機会が大きくに縮小してきています。
逆に、プリセールスやコンサル的な業務経験を持ち、新規案件の受注に貢献できる
資質・素養のあるミドルクラスにはオファーが集中する傾向があります。
もうひとつの流れとして、ASP、SaaS、PaaSなど
新たなビジネス分野での動きが活発化し、技術系以外にも事業企画、マーケティング、
営業など事務系職種での新しい求人ニーズが生まれています。
求人件数としては、まだ少数ながら今後のSIer・システムベンダーの
求人キーワードとして、ASP、SaaS、PaaSに興味深いものがあります。
複数の要因から、SIer、システムベンダーへの転職には、従来と異なる事前準備が必要になってきています。
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